母と私は似たもの同士だと思います

子どもの頃、母のメイクボックスをこっそり覗くことが、とても楽しみでした。
色々な色のものがあったり、様々な道具があったり、宝石箱の様な感覚でワクワクしてしまうといった経験はそう珍しくないと思います。
そんな経験のおかげか、早い段階からメイクやスキンケアには興味を持ち始めました。
今では、すっかり美容の虜と言って良いと思います。
新しい商品から定番のものまで色々なものを試し、自分に合う商品を見つけることは、楽しみの一つでもあります。
そんな私の部屋には、常時、多くの商品がおいてあるのですが、最近になって気付いたことがあります。
何と母が私のスキンケア商品を使っていたのです。
ショックというよりはビックリしてしまったのですが、現場に遭遇してしまったため、母と顔を見合わせ、固まってしまいました。
どうも、ちょっとした好奇心から試していた様です。
母にとっては、多くの商品がおいてある私の部屋は、さながら、お店での試供品と同じ様に映った様です。
かなり控えめに使っていたので、私も母が使っているところを見なかったら分からなかったと思います。
けれど、ふと子どもの頃の感覚を思い出し、母と私の立場が逆転したかの様に感じました。
いくつになっても美容に興味を持つのは素敵なことですし、やはり同じDNAなのだと、ちょっと嬉しくなってしまいました。